2023年11月22日(火)、茨城大学 教育学部の大学4年生の全学生を対象に「AEDの使用を含む心肺蘇生法」の講習が、「ピアエデュケーション」という形で実施されました。
令和4年3月25日に閣議決定された 第3次学校安全の推進に関する計画 に、下記のような内容が盛り込まれました。
Ⅱ 学校安全を推進するための方策
1.学校安全に関する組織的取組の推進
(6)教員養成における学校安全の学修の充実
~ 略 ~
国は、大学等の教員養成機関に対し、学校安全に関する学修内容を充実するよう促す。上述の心理的な側面などの学修のほか、例えば、カリキュラム・マネジメントに関して学修する中で学校安全を題材として取り扱うことや、全ての教職を志す学生に応急救命措置の知識を付けさせるため AED を用いた実習を含む一次救命措置(BLS)を教育の基礎的理解に関する科目以外の科目において外部講師を招いて実施することなどを含めた授業科目のプログラム等を作成し、大学等へ具体的に情報提供し、教育課程の内外を通じた学校安全の学修の充実を推進する。
<主要指標>
教員養成機関における、AEDを用いた実習を含む一次救命措置(BLS)の実施状況
今回の 茨城大学 教育学部 での取り組みは、第3次学校安全の推進に関する計画に準じたものとなっています。
この取り組みには、保健体育選修および養護教諭養成課程の学生(4年生)への講義を、NPO法人 いばらき救命教育・AEDプロジェクトとして担当させていただきました。その内容をもとに学生自身でプレゼン資料を作成、他教科選修の学生への指導に向けて繰り返しリハーサルをしたそうです。
11月22日当日、保健体育選修および養護教諭養成課程の学生(4年生)が、それぞれ担当する教科選修の教室に散らばり「AEDの使用を含む心肺蘇生法」の指導を行いました。すべての教室を見学させていただきましたが、とても上手なプレゼンで、わかりやすい教え方でした。
写真↓は、指導を終えて達成感と満足感で満面の笑顔を浮かべている保健体育選修、養護教諭養成課程の学生(4年生)です。とっても嬉しい気持ちになりました!