令和5年1月30日、常陸大宮市立大宮第二中学校の教職員研修を担当させていただきました。
「突然、授業中に生徒が倒れたらどのように行動しますか?」をテーマとして研修を行いました。
まずは、
・突然、人が倒れるのを目撃したら「心停止」も想定すること
・突然の心停止からの救命には、倒れてから5分以内にAEDの電気ショックが必要なこと
を踏まえたうえで「どのように行動するか」について、実際に心停止が発生したときを想定して、みんでカードを並べ替えながら行動の手順を考えていただきました。
そのうえで、胸骨圧迫の実習、AEDの使い方などを学ぶことで、心肺蘇生法 や AED をより身近に感じていただけたのではないかと思います。
参加された先生方からは、
・行動の流れをグループで検討することで、実際の場面をイメージすることができた。
・反応の確認、AEDの使い方、胸骨圧迫の仕方など、どれも1度経験したことはあったが時間が経つと忘れてしまうため、改めて最新の知識が得られてとても良かった。
・どうして?なぜ?どのように?を自分自身が確認できた講習会でした。常日頃から頭の片隅において生活していきたい。
といったご感想をいただきました。
また、校長先生からも
「生徒たちの命は、自分たちにしか守れない瞬間があり、そのためには勇気と知識が必要。学校では様々なシチュエーションがあり得るので、いろいろなことを考えていく必要がある。」
とのコメントをいただきました。