毎年、茨城県教育委員会が発行している 学校教育指導方針 は、茨城県内のすべての教職員に配布されています。令和3年版からAED・心肺蘇生に関する教育の箇所に、
教員による発達段階に応じた指導の工夫
という文言が追加されました。
子どもたちの 判断力、できること は発達段階に応じて成長していきます。心肺蘇生・AED教育においても例外ではなく、児童・生徒の発達段階に応じた指導が必要です。いつも子どもたちと接し、教えることの専門家でもある 学校教諭が児童・生徒の発達段階に応じて指導内容を工夫 していくことは理にかなっています。
このような学校での取り組みが広がることで、突然、人が倒れるのを目撃したとき、素早い対応がとれる地域社会となり、茨城県における突然の心停止に対する救命率(社会復帰率)向上につながるものと考えられます。